吐き気を伴う胃痛への対処方法

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吐き気を伴う胃痛

胃痛も吐き気も体にとっては辛い症状です。
どちらか片方でも辛いのに、たまに吐き気と胃痛が同時に起こることがあります。
このような症状が起こる病気には幾つかあります。

胃の粘膜のただれる急性胃炎の場合には、みぞおちのあたりの痛みと吐き気、腹痛下痢とを併発することがあります。
原因は様々で、ストレスや過労、暴飲暴食、アルコールや刺激物の摂取、不規則な生活が原因として考えられているのです。

最近よく聞く病気である逆流性食道炎も胃痛と吐き気を併発してしまうのです。
食べ過ぎや胃酸が出すぎること、蠕動が逆になることで遺産がこみ上げることが原因で食道粘膜が炎症を起こします。
中には咳が出たり声がガラガラになることもあるのです。

給水虫垂炎の初期症状に、おへそのあたりやみぞおちあたりに激しい痛みと嘔吐があります。
症状が急性胃炎に似ているために間違えられることも多いですが、虫垂炎は進行すると腹膜炎を起こす原因になるので痛みや吐き気を感じたら早期に医師に診てもらうことが必要です。

吐き気を伴う胃痛の対処法

吐き気を感じた時にはゆったり横になって安静に過ごすことが第一です。
衣服をゆるめて右側を下にして横になることで症状が緩和することで胃の負担が軽減できます。
様子を見て落ち着いてくれば消化の良いものを食べて経過を見ても問題ありません。
お時間がある方は、こちらのサイトもご覧ください。
>>医師が監修 つらすぎる!吐き気を伴う胃痛の原因と正しい対処法 | 「ヘルスケア大学」

食べ過ぎや飲み過ぎ、二日酔いのように、原因がわかっている場合には、薬を飲んでゆっくりするのも効果的です。
副交感神経の働きを高めると良いので、体を温めたり軽い運動を行うのも有効となります。
ただし、胃痛や吐き気が激しく長く続く場合や、横になっても症状が改善しない場合には、医師の診察を受けて適切な処置が必要です。

慢性的に胃痛や吐き気を伴う症状があるにもかかわらず病院に行かず市販薬で対応しているという人もいます。
一時的に市販薬で症状が緩和できたとしても、市販薬では治療はできません。
症状が続くようならば何以下の病気であることが考えられますから必ず医師に診てもらうべきです。